さて、正月には、いろいろと長期プランを
考えるものですが、いったい、みんな
どのくらい「貯金」あるのだろう?
って、ふと、疑問に思うことはないでしょうか?
日本経済が1998年にデフレに転じて22年、
お給料は増えなくても、
健康ブームで平均寿命は延びて
「年金だけでは2000万円足りない」とか、
大学等の高等教育の教育費は上がる一方で、
子供一人にかかる教育費は
全て公立でも大学までで一人3000万円とか。
じゃ、子供2人いる家は最低8000万円必要なの。。。?
みんな、ほんとにそんなに払っているのだろうか。。。
そんなことを考えていると、
結婚自体や2人目の子供に積極的に
なれない人は少ないないだろうな。。。
こんな、日本の「老後資金」「教育資金」
のユーウツの真っただ中にいる
みなさんが、始めた日からよく眠れるようになる制度、
「誰でも手軽にはじめられる、20年間積立財産づくり」
を紹介します。
ちなみに、イケハヤさんも全く同意見でした。
https://www.youtube.com/watch?v=i9Jv5eNgMzs
・この記事を読めば、
・つみたてNISAとは何か
・つみたてNISAのメリット・デメリット
・つみたてNISAをすぐ始めたほうがいい人3タイプ
がわかります。
つみたてNISAの内容・特長をしっかりマスターして、
あなたもこのお得な制度のメリットを
ガッチリ、手に入れましょう。
つみたてNISAとは何か
つみたて(積立)NISAとは、
投資初心者でも、積立貯金のように、積立投資を長期で続けることで、
将来必要な資産を各自で取り組めるように
金融庁の監督のもと、2018年1月より始まった、投資運用益の非課税制度です。
老後資金、教育資金など、将来、必要になる大きなお金を用意するには、
毎回一定の額を積み立てて、景気や相場に振り回されることなく、
積立預金感覚で続けていくことが大切です。
つみたてNISAは、まさに、このようなまとまったお金を貯めるのに
最適な制度なのです。
あまりにお得な制度なためか、「お一人様、1口座まで」、
「お一人様、1回限り。リピート不可」という条件がついています。
経験上、本当にオトクなものって、だいたい、
不公平にならないように
こういうふうになっていますよね。
運用益「非課税」はどれほど、スゴいのか
通常、利子や株式の売却益、投資信託の益金には 20.315%課税されるので、
100万利益があっても、80万円弱しか、実際には手にできません。
この非課税制度は、100万円の利益を、「益金まるごと」いただけるというお話です。
しかも1年で40万円まで、20年間。つまり、合計800万円まで。
通常課税なら、
100万円を手にするには、125万円強の利益が必要になります。
800万円なら、1000万円強の利益が必要に。。。
20年後に、「あぁ、200万円、貯め損なったかも。。。」と後悔しないために、
金融庁の気が変わらないうちに、とりあえず、はじめみたほうが、
いいんじゃないでしょうか?
つみたてNISAのメリット
メリットその1:運用益が非課税。年間40万円まで、20年間。
通常、投資で利益を得た場合、
利益に対して20.315%の税金がかかりますが、
この、つみたてNISAではかかりません。
つみたてNISAを活用すれば、
年間40万円までの上限はありますが、
最長20年間非課税で投資できます。通常の取引なら、
[keikou]差引かれるべき税金分もまとめて、長期で複利的に運用[/keikou]に回せます。メリットその2:証券会社によって100円の少額から始められるハードルの低さ
証券会社によりますが、毎月積立てる金額は、
なんと、100円という少額から可能です。
「投資」と聞くと、ハードルが高く聞こえますが、
お小遣い程度から始めることができるのです。
無理のない金額で投資をはじめ、
余裕が出てきてから、
少しずつ投資金額を増やせばいいのです。
メリットその3:売買タイミングがオートマチック
つみたてNISAでは
一括投資は認められておらず、
その名の通り、投資方法は
「積立」方式のみです。
ですが積立てる頻度は幅広く、
毎日・毎週・毎月・隔月・3カ月ごと・年に2回など、
自分のライフスタイル、都合などに合わせて選べます。
売買タイミングを計って投資をするのはプロでも難しいし、
通常、運用するには、それなりに時間もかかるものです。
積立投資は、毎月淡々とオートマチックに買付けていくので、
投資タイミングの判断がいらず、
買付ける時間も取られません。
メリットその4:初心者でも低コストかつ長期にわたる投資が可能
つみたてNISAでラインナップされている商品は、
金融庁が「長期」「積立」「分散投資」に適していると判断した、
一定基準を満たした厳選された投資信託・ETFです。
具体的には、
- ・販売手数料が無料
- ・信託期間(投資信託の運用が行なわれる期間)が20年以上
- ・分配金を支払う頻度が毎月ではない
- ・信託報酬などのコストが低水準
などといったルールがあります。
特に「つみたてNISA」は非課税期間が最長20年と長いため、
手数料が運用成績に影響することを考慮すると、
低コストで長期投資が可能なのは大きなメリットといえます。
メリットその5:いつでも資産を換金できる
「つみたてNISA」では、積立てた資産をいつでも、
家族の資金需要に合わせて、
自分のタイミングで自由に換金できます。
60歳になるまで一切引き出せない
iDeCoのようなものだけでは、
「住宅資金」「教育資金」「老後資金」「余暇資金」に機動的に対応できません。
メリットその6:年齢上限がなく投資できる
「つみたてNISA」とよく比較検討されるiDeCo(イデコ)は、
個人用確定拠出年金という性格上、
積立てられる年齢が60歳までと制限があります。
仮に55歳の方がiDeCoを始める場合、
5年間しか積立てることができません。
ですが、つみたてNISAであれば、
何歳から始めても長期積立投資ができますので、
平均寿命が延びている今日、
「何歳からでも始められます」というフレーズは
耳に心地よいと感じる方も多いのではないでしょうか。
メリットその7:ドル・コスト平均法の効果で、投資リターンの変動幅縮小
積立投資を始めると、ドル・コスト平均法の効果が期待できます。
ドル・コスト平均法とは、
つみたてNISAにおいては、投資信託・ETFを一定額で
購入し続ける投資法です。
投資信託の基準価額、ETFの株価は変動しますので、
結果的に低いときには多く買い、
高いときには少ししか購入になり、
そうすることで、平均購入単価を下げられます。
この結果、20年も時間があれば、
何度か相場が再上昇するチャンスも見込め、
利益を出しやすくなり、最終的に損をしにくくなるのです。
つみたてNISAのデメリットについて
デメリットその1:元本割れの可能性がある
つみたてNISAでは、投資する人は運用商品を、
金融庁が選んだ投資信託やETFから選びます。
気を付けたいのが
[keikou]あくまでも、「厳選」であり、「元本保証」をしているわけではない点[/keikou]です。
投資信託やETFは、定期預金や保険などの
「元本確保型商品」ではなく、元本が変動する商品です。
元本が変動するということは、運用中、また、売却時に
元本割れする可能性がゼロではないということです。
デメリットその2:投資信託の商品数が少ない
つみたてNISAで購入できるのは、金融庁の厳しい条件を
クリアした投資信託・ETFのみ。
投資初心者でも投資先を選びやすい反面、デメリットもあります。
例えば、最近話題になった投資信託や、
好パフォーマンスの投資信託に投資したいと思っても、
その投資信託がつみたてNISAの対象でない場合は、
つみたてNISAで購入することはできません。
デメリットその3:個別株やREITでの運用は不可
つみたてNISAでは、個別株式や
REIT(不動産投資信託)は対象ではありません。
つみたてNISAと一般NISAは併用ができないので、
非課税枠の中で国内外の個別株式やREITへの投資を考えたい場合、
つみたてNISAではなく、一般NISAを選ぶ必要があります。
デメリットその4:所得控除の対象ではない
節税しつつ長期投資ができる制度といえば、
「iDeCo」(イデコ:個人型確定拠出年金)があり、
つみたてNISAとよく比較されることがあります。
iDeCoでは、積立てた金額は全額、所得控除となりますので、
所得税・住民税が軽減できます。
つみたてNISAでは、積立てた金額は所得控除の対象にはなりませんので、
所得控除できないという点でiDeCoと比較した際にはデメリットといえます。
つみたてNISAをすぐ始めたほうがいい人3タイプ
①20歳以上の投資初心者:
貯蓄だけでは、資産を築けないと不安に思っているが、
「投資は、怖い」と思っている投資初心者です。
金融庁監督のもと、積立預金に近い感覚で、使えるように、
安全性の高い投資商品に絞っています。
リスクが限定的で、少額積立で長期的に続けることで、
しかも20年もの時間も味方につけることができます。
ただ、元本保証ではない投資商品であるため、
20歳以上で日本在住であることが条件となっている。
3,4か月当面の生活費分の貯金ができたら、
給与天引き財形貯蓄もしているのであれば、
その次に検討されるべきは、つみたてNISA
じゃないでしょうか。
なんといっても20年間益金非課税は、
お若い人にこそオススメです。
②今、子供を授かった、子育て世帯:
20年以内には、お子さんが大学に行く資金が必要となります。
子供が日々育つように、学資の準備も着実に育てたい。
学資保険に加えて、つみたてNISAで、間違いのない、
進学準備セットになります。
お子さんの好きな道を余裕をもって、支援してあげたいですね。
③いろいろあって、今現在、貯金が十分でない50代:
住宅リフォーム、親の介護、自分の入院、冠婚葬祭ごとなど
教育資金以外にも想定外の出費が40-50代には次々降りかかってきます。
ずいぶん減ってしまった、自分の老後資金。
読みが甘かった、うっかりシニアの50代の方が
いまからでも、挽回可能です。
そんな、第3の年金を自分で用意できるのが、
つみたてNISAです。
iDeCoだと、60歳でハイ卒業です、
と全額出金されてしまいますが、
つみたてNISAは何歳からでも、
20年間の運用益非課税の恩恵を受けられ、
途中で運用益非課税を打ち切られることはありません。
まとめ
つみたてNISAとは何か
投資初心者でも、積立貯金のように、積立投資を長期で続けることで、
教育資金、老後資金づくりができる金融庁の監督のもと、
2018年1月より始まった、投資運用益の非課税制度です。
つみたてNISAのメリット
- 運用益が非課税。年間40万円まで、20年間。
- 証券会社によって100円の少額から始められるハードルの低さ
- 売買タイミングがオートマチック
- 初心者でも低コストかつ長期にわたる投資が可能
- いつでも資産を換金できる
- 年齢上限がなく投資できる
- ドル・コスト平均法の効果で、投資リターンの変動幅縮小
つみたてNISAのデメリット
- 元本割れの可能性がある
- 投資信託の商品数が少ない
- 個別株やREITでの運用は不可
- 所得控除の対象ではない
積み立てNISAをすぐ始めたほうがいい3タイプ
- ①20歳以上の投資初心者
- ②今、子供を授かった、子育て世帯
- ③いろいろあって、今現在、貯金が十分でない50代
人生いろいろなライフステージで、いざというときに頼りになるのが、永年積み立てた、つみたてNISA.
あっ、貯めなくちゃと、思った時が、はじめ時です。
「どんな積み立てでも、始めるのに遅すぎるということは、ありませんよ」と
あなたを受け入れてくれる存在が、つみたてNISAなのです。
将来の自分対して、親が毎月仕送りしてくれたように、
「将来の自分に、親心で」ニコニコと、
コツコツ毎月積み立てていきましょう。
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